学芸会

 を、今日も観にいく。しかも。今日は子どもたちのリクエストと、尊敬すべき先生の承諾も頂き、午前中から子どもと観劇することに。学校側から呼んで頂くという形は恐らくこの学芸会が最後なので、あの小学校・子ども・先生方に会えるのは今日で最後かな。しかも、教員採用試験を受けるかまだ迷ってる身としては、正式ではないとはいえ、教師という立場で子どもと関れる最後の日、かも。なので、今日はちょっと特別な学芸会だった。午前中は子どもと劇を見て、教室で給食まで頂き、午後の部の先生方と見るという「元・教育実習生」らしからぬ恐れ多くも暖かい待遇をして頂き、本当に先生方には感謝感謝です。あんなに迷惑かけたのに、本当。今日もクラスで騒がしい男どもを、劇に集中させることができず、結局先生方の力をお借りする羽目になったっていうのに。こういう所が、特に駄目なんだなぁきっと。実習中もそうだったけど、はっきり物を言えない性格も手伝って、どうも注意をするという行為が出来ません。勿論、何でも指導すればいいという訳では無いし、そこには児童=教師間に信頼関係がなければ駄目であって。それから子どもが自分で気付いたり、納得して変わっていく支援も必要。高学年なら特にね。でも、頭で分かっていても、なかなか実行出来ない所が、今の私の最大の課題なんですきっと。
 な〜んて言っても、子どもがかわいいのは変わらなくて。今日も、構って欲しそうに絡んでくる子。気を引きたそうに、いつも側に寄ってくる子。照れて、ぶっきらぼうになる子。擦り寄って離れない子。クイズばっかりだしてくる子。よく目が合うのに、逸らしちゃう子。楽しかった。でも2日ばかりじゃ満足に皆と話せず、帰る時にわざわざ挨拶にきてくれた、淋しそうなあの子やこの子の顔を思い出すと、もう一度この2日間をやり直したくなる。いやはや、実習自体を、かもしれない。でも、この気持ちがもしかしたら、教師もいいなって想いに繋がっていくのかな